illustration : Keeda Oikawa
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2月12日は、しし座の満月です。前後の星回りを説明しておくと、1月下旬に太陽がみずがめ座に入り、みずがめ座のクールで客観的、かつ合理的な視点が続くなかで、しし座の満月が起こるのですね。これは例年のことですが、今年の特徴は、みずがめ座に変容の星・冥王星が入っていること。「客観性、合理性」を求めるパワーがとても強くなるなかで、しし座の象徴する「個性」というものが明らかになる流れです。
満月のサビアンシンボル(12星座360度の1度1度に象徴的な意味があるとする占星術)は、「内なる霊的な達成に没頭する男が、肉体を無視して座っている」。数えでは「人を寄せ付けない広漠たる砂漠を渡る大きなラクダ」です。非常にストイックに、修行でもしているような存在。あるいは、ものすごいパワーをもち、偉業を成し遂げながらもリラックスした存在。そうした「個性」が世界のなかで輝くときだと思います。たとえば、「どうして、あんなことが容易にできるんだろう」というように、砂漠のように、誰の助けもないなかで、ミラクルな綱渡りを現実のものにしていってしまうなどが考えられますね。
ちょっと心配なのは、この満月は、反対側にある太陽だけでなく、おうし座にある自立や変革の星・天王星ともハードな角度を取っていること。天王星のサビアンシンボルは、「最高級の宝石でいっぱいの宝石店」。数えでは「猛々しく馬にまたがるネイティブアメリカンの戦士」です。美貌や才能を使い、見返りやご褒美を手に入れるのは悪くないのですが、そこで戦闘モードに入ると、問題が起こるかもしれません。
恨みや痛みから、戦いの心が湧き起こってきても、それを実行してしまうと、まわりまわって、自分の人生が滅ぼされていくこともあります。短期的に利があるからといって、あまり極端な選択をしないことが大切なように思います。と言うのは、愛と美の星・金星がおひつじ座に入っているからでもあるのですが、3月には金星「逆行」が控えています。おひつじ座的な「勝ちたい」気持ちが災いして、状況が一転。結果的に、「負け」につながっていくこともあると思うからです。
LUCKY ACTION 1. 本当の意味で力のある人は、「砂漠を渡るラクダ」のように、過酷な環境のなかでも自らを鼓舞して、悠々と歩き、ゴールにたどり着けるもの。そんな人を見ると、自分を卑下したくなることもありそうですが、この満月の前後は、形だけでも、「砂漠を渡るラクダ」を真似してみてもいいのかも。このところの金星のおひつじ座滞在で、焦っている人も多いので、何はなくとも「焦らないこと」を心がけて。自分なりのスタイルをもって仕事をこなしましょう。そう、ルーティンを大切にするのもいいですね。
LUCKY ACTION 2. 金星のおひつじ座滞在で、「正直になる」ことを多くの人が目指すときでもあります。私も、原則としては、「ハートに正直になる」ことを大切にしているのですが、その後の選択や行動については、「ありのままの自分を社会に訴える」だけではうまくいかないことも多いもの。自分を出しすぎてはいけない場で正直になるのは考えものですし、「自分の気持ちに正確か」にこだわりすぎても、人は離れていくでしょう。逆に、自分の思いから時々離れたり、立ち止まったりすると後悔がなさそうです。
しし座満月の気分は、「個性」。たとえ上質でも、ありきたりなものには満足できないとき。あまり見たことのないデザインや素材、身につけているだけで注目を浴びるような、存在感のあるアイテムに心惹かれるはずです。
ELLE SHOP
レースとチュールをボンディングした生地を使用した、シアーなジャケット。なかの構造が透けて見えるデザインも素材も、ユニークさがあるのがしし座満月の「個性」とリンク。
ジャケット¥35,200/プランク プロジェクト(エル・ショップ)
グログランの縁取りが印象的なこちらのコート。コットンにナイロン、ポリエステルをミックスした素材も軽やかで、リラクシーな印象。1枚羽織るだけで決まり、しし座満月らしい存在感が魅力。
コート¥115,500/アドーア(エル・ショップ)
ELLE SHOP
環境に配慮した素材を使ったチャームは、キュートなフレンチブルドッグが個性たっぷり。バッグに付けるだけで、気分が上がりそうです。
チャーム¥5,280/ソーラーエクリプス(エル・ショップ)
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