芹沢みなほ
11日未明、千葉県大網白里市みずほ台1丁目の道路の一部が陥没して水が噴出し、付近のアパートの窓ガラスが割れたり屋根が破損したりした。けが人はいないという。地中の水道管の破裂が原因とみられ、同日昼ごろに復旧し車の通行が再開された。
千葉県警東金署などによると、陥没したのは住宅地を通る市道。穴は幅約2メートル、深さ1.8メートルほどで、水は一時、高さ約10メートルまで噴き上がったという。
水道管は直径約15センチのビニール管で、約50センチの亀裂が確認された。埋設から三十数年が経過しており、経年劣化のため破損したとみられる。この影響で21世帯が断水したが、その後に復旧した。
破損した水道管からは水が激しく噴き出した=山武郡市広域水道企業団提供
水道管が破裂。道路には幅2メートルほどの穴ができた=山武郡市広域水道企業団提供
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首藤若菜
- (立教大学教授=労働経済学)
- 2025年2月11日18時11分 投稿
- 【視点】
- 今の日本の状況は、1980年代のアメリカと重なってみえます。 1980年代、アメリカではインフラの老朽化が、経済や生活に影響を及ぼし、大きな社会問題となりました。今の日本のように、道路の陥没が相次ぎ、当時の様子は「荒廃するアメリカ」と呼ば
- …続きを読む