米大リーグ・アスレチックスとマイナー契約を結んだ桐朋高(東京)の森井翔太郎選手(18)が11日、東京都国立市の同校で記者会見。米国での入団会見で披露した英語スピーチついて、準備時間が限られる中で、前日に原稿を整えたことを紹介。「本当はカンペ見ずにやりたかった」などと振り返った。 森井はスピーチで「高校を卒業してすぐに大リーグのチームに入団するのは、日本では一般的ではないが、私の強い希望だった」などと述べていた。 英語の勉強は、本人いわく「割と得意」。高2夏ごろから本格的に着手し、音読やシャドーイングに取り組んだ。「自分で発音できれば聞けるかなと思ったので、声に出すことを意識してやっていた」。米国の「CNN」の制作で、学生向きにつくられた番組「CNN10」を字幕なしで聞くなど日常的に学習していたという。 昨秋ドラフト会議で上位指名が見込まれたが、NPB球団を経ずに大リーグ挑戦する異例の道を選択。スピーチでの「強い希望」という表現には「いつかはメジャーで、と思っていたので」と選んだ理由を語った。 ▼森井 翔太郎(もりい・しょうたろう)2006年12月15日生まれ、東京都府中市出身の18歳。184センチ、89キロ、右投げ左打ち。桐朋小1年時から野球を始め、武蔵府中リトルシニアでは全国大会優勝を経験。桐朋中では軟式野球部でプレーした。桐朋高では1年夏からベンチ入りし、甲子園出場なし。
中日スポーツ
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