ミュージカル『十二国記 ‐月の影 影の海‐』 2025年12月 東京・日生劇場（2026年1月～2月福岡・大阪・愛知あり）にて、ミュージカル『十二国記 ‐月の影 影の海‐』が上演されることが決定した。 『十二国記』は、小野不由美による、大河ファンタジー小説。1991年に刊行された『魔性の子』から始まり、翌年刊行された『月の影 影の海』でシリーズ化され、以降30年以上にわたり、熱烈な支持を受けながら書き継がれている。2002年にはNHKにてアニメ化。2019年、18年ぶりとなる新作長編『白銀の墟玄（おかくろ）の月』が刊行された際には、大きな盛り上がりとなり、オリコン「2020年上半期本ランキング」1位を獲得した。世代を超え、愛され続けている日本のファンタジー小説を代表するビッグタイトルを、今回、世界で初めて舞台化される。 『十二国記』は、我々が住む世界と、地球上には存在しない異世界とを舞台に繰り広げられる、壮大なファンタジー。我々が住む世界の陽子と、異界に連れ去られた後の陽子という1人の女子高生・中嶋陽子を、本ミュージカルでは2人の女優が演じる。 （左から）柚香 光 、加藤梨里香 異界に連れ去られた後の中嶋陽子（ヨウコ）を演じるのは、2009年宝塚歌劇団95期生として入団し、2019年に花組のトップスターに就任、2024年に宝塚歌劇団を惜しまれながら退団した柚香 光。柚香は本作が東宝ミュージカル作品初主演となる。 我々が住む世界の陽子を演じるのは、2021年よりミュージカル『レ・ミゼラブル』でコゼット役を務め、可憐さとしなやかさ、力強さを併せ持つ実力派女優として目覚ましい活躍をみせる加藤梨里香。 楽俊は、ミュージカル『ジャージー・ボーイズ』、『ロミオ＆ジュリエット』の太田基裕と、ミュージカル『刀剣乱舞』、舞台『キングダム』の牧島輝がWキャストで演じ、景麒を『レ・ミゼラブル』、『CROSS ROAD～悪魔のヴァイオリニスト パガニーニ～』の相葉裕樹が演じる。 脚本・歌詞は、『ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド』の元吉庸泰、音楽は、映画『プリキュアオールスターズ F』で楽曲制作を手掛けた深澤恵梨香。演出は、ミュージカル『ローマの休日』、『ダンス オブ ヴァンパイア』、舞台『キングダム』の山田和也が、壮大かつ奥深い人間ドラマを、ミュージカル化しておくる。なお、本舞台では、『十二国記』シリーズ本編の第一作『月の影 影の海』を描く。 キャストコメント ■ヨウコ（中嶋陽子）役：柚香 光 数々の苦難に出会う中で自分の弱さに直面しながらも成長し変わっていくヨウコ。 彼女の言葉はまるで、私が指摘されているかと錯覚するほど、体温を持って私に響きます。彼女を演じさせていただけるこの武者震い。喜びと共に身の引き締まる思いです。男役で幾度も握った剣をヨウコとして気高くふるい、彼女の生きるパワーを貰いながら『十二国記』の世界に、私も真剣に向かいます。試練にまみえる私の姿にどうかご期待ください。…

タレントのデヴィ夫人として活動するデヴィ・スカルノ氏が、ことし夏の参議院選挙に向けて犬や猫の愛護を主な政策に掲げる新たな政治団体を設立したと発表しました。みずからも立候補を目指し、日本国籍を取得する手続きを進めているということです。 それによりますと、新たな団体の名前は「12平和党（わんにゃんへいわとう）」で、ことし夏の参議院選挙での国政進出を目指し、犬や猫の殺処分をなくすことや、愛護のために必要な予算の拡充などを訴えるとしています。デヴィ夫人は記者会見で「人と犬や猫が共生できる社会を目指しており、既存政党とは全く違うアプローチで政治に取り組む。『犬や猫を慈しむ精神から本当の幸せや心の豊かさについて考えよう』と国民に訴える」と述べました。また、みずからも参議院選挙の比例代表からの立候補を目指し、日本国籍を取得する手続きを進めているということです。 デヴィ夫人は東京都出身で85歳。インドネシアの故スカルノ元大統領の夫人で、タレントなどとして活動しています。 ページの先頭へ戻る

『Fate/Grand Order』にて、2025年2月12日より期間限定イベント“小野小町古今抄 〜雪消月のキラキラ蓮華〜”が開始された。 以下、プレスリリースを引用 FGO PROJECT（有限会社ノーツ、株式会社アニプレックス、株式会社ラセングル）は、スマートフォン向け FateRPG『Fate/Grand Order』にて、期間限定イベント「小野小町古今抄 〜雪消月のキラキラ蓮華〜」(以下、本イベント)を2025年2月12日(水) 18:00 から3月5日(水) 12:59 まで開催いたします。本イベントの開幕にあわせて、期間限定サーヴァント「★5(SSR)小野小町」が新登場する「バレンタイン 2025 ピックアップ召喚」を開催いたします。■期間限定イベント「小野小町古今抄 〜雪消月のキラキラ蓮華〜」 https://news.fate-go.jp/2025/valentine2025/ ■期間限定「バレンタイン 2025 ピックアップ召喚」 https://news.fate-go.jp/2025/valentine2025_pu/ 本イベントでは、イベントクエストに挑戦して「きらめきポイント」を集めることで、イベント交換アイテム「ロックオンチョコ」「サプライズチョコ」が入手できます。入手した各種チョコを、サーヴァントにプレゼントすることで、概念礼装(チョコレート･お返し)を受け取ることができます。なお、本イベントにて概念礼装(チョコレート･お返し)を受け取る際には、サーヴァントの特別なメッセージ(ボイス付)を聴くことができます。さらに、本イベントではイベント限定の特効スキル「三大パワー〔翠〕 EX」「三大パワー〔藍〕 EX」「三大パワー〔紅〕 EX」を付与できる「三大ロックオンチョコ〔翠〕」「三大ロックオンチョコ〔藍〕」「三大ロックオンチョコ〔紅〕」も登場いたします。■イベント開催期間(3週間)2025年2月12日(水) 18:00〜3月5日(水) 12:59 まで■イベント参加条件「特異点 F 炎上汚染都市…

一皿いこうぜ！「スシロー」×『モンハン』コラボが2月12日より開催ーインパクト抜群「カジキ弓ハンガー」が当たるキャンペーンも あきんどスシローは、ゲーム『モンスターハンター（モンハン）』シリーズとのコラボレーションを2025年2月12日より全国のスシロー店舗にて実施します。◆「スシロー」×『モンハン』コラボが開催！スシローにて、昨年に続き『モンハン』とのコラボ開催。 今回は、寿司をはじめとした複数のコラボ商品や各種キャンペーンの展開、特別店舗を実施します。コラボ寿司では、「モンハン 肉の3種盛」「モンハン まぐろすし」「モンハン！骨付きソーセージ」の3商品を展開。ランダムで「金冠」「銀冠」がプリントされたピックが付属し、集めることで抽選で100名に「フルフル ウエットティッシュケース」が当たるキャンペーンに参加できます。 参加方法の詳細は公式サイトをご確認ください。■コラボ限定ピック付き対象商品・モンハン 肉の3種盛 コラボ限定ピック付き・モンハン まぐろすし コラボ限定ピック付き・モンハン！骨付きソーセージ コラボ限定ピック付き・総選挙上位10体セレクトピック（全10種類）イメージ・モンスターハンターワイルズピック（全10種類）イメージ■フルフル ウエットティッシュケースさらに、回復薬風のコラボ限定ボトル付きのソフトドリンクが販売。回復薬アイコン、強走薬アイコン、鬼人薬アイコンからランダムで1つ提供されます。さらに、ボトルの箱に封入されている応募用紙の二次元コードにアクセスして、シリアルコードを入力すると抽選で100名に「コラボ限定カジキ弓ハンガー」が当たります。■コラボ限定ボトル（全3種）イメージ■カジキ弓ハンガー◆スシローで100皿いこうぜ！フォトキャンペーンスシロー公式X（旧Twitter）またはInstagramをフォローして、ハッシュタグ「#スシローで100皿いったぜG」または「#スシローで20皿いったぜG」をつけて、すし皿を積み上げた写真を投稿すると、抽選で景品がもらえるキャンペーンを実施。景品は「100皿を撮影して応募するコース」にモンスターハンターコラボ限定すし皿風プレート10枚＋スシローで使えるお食事券 5,000円分が10名に、「20皿を撮影して応募するコース」にスシローで使えるお食事券5,000円分が100名に用意されています。本企画は大食いを推奨するものではなく、グループでの参加を想定したものとなっています。写真を撮る際など注意事項は公式サイトをご確認ください。◆スペシャルコラボ店舗を期間限定で展開東京都の新宿三丁目店、大阪府の福島ラグザ阪神店、沖縄県の那覇国際通り店の3店舗にて、『モンハン』の世界観を体験できるスペシャルコラボ店舗が展開。東京ではジンオウガ、大阪はネルギガンテ、沖縄はラギアクルスがピックアップされます。実施期間は2月14日〜3月2日までとなっています。また、沖縄県内ではスペシャルコラボ店舗の初上陸を記念して、「ゆいレール」の那覇空港駅と県庁前駅にコラボビジュアルが登場します。 掲出期間は2月12日〜2月18日までとなっています「スシロー」×『モンスターハンター』のコラボレーションは、2025年2月12日〜3月2日までの期間限定で実施。各コラボ商品は、手配総数が完売次第終了となります。詳細はスシロー公式サイトをご確認ください。©CAPCOM

FGO PROJECは、本日（2月12日）より、『Fate/Grand Order』において、期間限定イベント「小野小町古今抄 〜雪消月のキラキラ蓮華〜」を開催することを発表した。 また、本イベントの開幕にあわせて、期間限定サーヴァント「★5(SSR)小野小町」が新登場する「バレンタイン 2025 ピックアップ召喚」も開催する。 本イベントでは、イベントクエストに挑戦して「きらめきポイント」を集めることで、イベント交換アイテム「ロックオンチョコ」「サプライズチョコ」が入手できる。入手した各種チョコを、サーヴァントにプレゼントすることで、概念礼装(チョコレート･お返し)を受け取ることができる。なお、本イベントにて概念礼装(チョコレート･お返し)を受け取る際には、サーヴァントの特別なメッセージ(ボイス付)を聴くことができる。 さらに、本イベントではイベント限定の特効スキル「三大パワー〔翠〕 EX」「三大パワー〔藍〕 EX」「三大パワー〔紅〕 EX」を付与できる「三大ロックオンチョコ〔翠〕」「三大ロックオンチョコ〔藍〕」「三大ロックオンチョコ〔紅〕」も登場する。 ▼イベント開催期間(3週間) 2月12日(水)18:00〜3月5日(水)12:59まで ▼イベント参加条件 「特異点F 炎上汚染都市 冬木」をクリアしたマスター(プレイヤー)が参加可能 ◇「ロックオンチョコ」と「サプライズチョコ」について 「きらめきポイント」報酬として獲得した「ロックオンチョコ」「サプライズチョコ」は、イベントアイテム交換の「チョコをもらう」「チョコをわたす」で概念礼装(チョコレート･お返し)と交換することができる。 ◇「三大ロックオンチョコ」について 本イベントでは、新しいチョコ「三大ロックオンチョコ〔翠〕」「三大ロックオンチョコ〔藍〕」「三大ロックオンチョコ〔紅〕」が登場する。それぞれのチョコレートを概念礼装(チョコレート･お返し)と交換することで、本イベント期間中に限り、チョコをわたしたサーヴァントにイベント限定の特効スキル「三大パワー〔翠〕 EX」「三大パワー〔藍〕 EX」「三大パワー〔紅〕 EX」を付与することができる。3種の「三大ロックオンチョコ」は性別にかかわらずサーヴァント1騎に対していずれか1つのみ使用できる。 ▼交換期間(4週間) 2月12日(水)18:00〜3月12日(水)12:59まで ◇刑部姫(アサシン)の簡易霊衣開放権を入手 本イベントの報酬として、「★5(SSR)刑部姫(アサシン)」の簡易霊衣「メガネあり(第二再臨)」「メガネあり(第三再臨)」の開放権が登場する。本イベントでは、メインクエスト第1節をクリアすることでイベントアイテム交換にて上記の簡易霊衣開放権を入手できる。また、霊衣を開放するには、霊衣開放権に加え、いくつかの条件を満たす必要がある。 ▼「小野小町古今抄…

「Fate/Grand Order」テレビCM「小野小町古今抄 ～雪消月のキラキラ蓮華～」 より。 兔ろうとが、スマートフォン向けRPG「Fate/Grand Order」の新キャラクター・小野小町のキャラクターデザインを担当した。キャラクターボイスは、木村珠莉と山野井仁が担当している。 【画像】兔ろうとがデザイン、木村珠莉＆山野井仁が声を担当する小野小町 小野小町は、本日2月12日から3月5日12時59分までゲーム内で開催されている期間限定イベント「小野小町古今抄 ～雪消月のキラキラ蓮華～」に合わせて実装されたサーヴァント。小野小町はイベントと同期間開催される「バレンタイン2025ピックアップ召喚」でピックアップされている。イベントの特設ページおよび公式YouTubeでは、小野小町が登場するアニメーションパートをCloverWorksが手がけたCMが公開中。なお特設サイトをSNSでシェアすると、小野小町のスマホ壁紙が手に入る。 (c)TYPE-MOON / FGO PROJECT コミックナタリー ＊＊＊＊＊＊＊ ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ ＊＊＊＊＊＊＊ ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

FGOのバレンタイン2025イベント攻略です。実装サーヴァント・や礼装、ピックアップガチャをまとめています。FGOバレンタイン2025を攻略する参考にどうぞ。 バレンタイン2025の攻略 イベント開催期間 開催日時2月12日(水) 18:00～3月5日(水) 12:59 更新スケジュールはこちら 日付必要Pt/更新内容2月12日(水) 18:00～メインクエスト第1節 フリークエスト2月13日(木) 18:00～25,000ポイントメインクエスト第2節2月14日(金) 18:00～60,000ポイントメインクエスト第3節2月15日(土) 18:00～100,000ポイントメインクエスト第4節2月16日(日) 18:00～200,000ポイントメインクエスト第5節2月17日(月) 18:00～310,000ポイントメインクエスト第6節～エピローグ フリークエスト2月18日(火) 18:00～チャレンジクエスト 小野小町が実装 関連サーヴァント小野小町 小野小町のガチャシミュはこちら 新たにチョコ受け渡し出来るサーヴァント 過去のバレンタイン礼装一覧はこちら ストーリーとフリクエ攻略一覧 ストーリークエスト ストーリークエストの攻略はこちら フリークエスト イベントの周回効率と交換優先度 フリクエの周回効率(1周あたり) 金銀銅初級0.0個 (0.0枠)0.0個…

東京・渋谷にあるNHK放送センター（2014年2月撮影） NHKは12日、4月以降の改編ラインアップを発表し、Eテレ「ワルイコあつまれ」が3月末で終了すると発表した。 【写真】「ワルイコあつまれ」でおなじみの“姉妹” 同番組に新しい地図の稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾が出演。特番を経て、22年4月からレギュラー放送が開始した。 X（旧ツイッター）では「ワルイコあつまれ」がトレンド入り。番組終了を悲しむ声が相次いだ。 「ワルイコあつまれ終了　悲しすぎる…」「え？3月で終わっちゃうのー？」「ワルイコあつまれが終わるだなんてことを全く考えていなかったので、今、とても驚いています」「ワルイコあつまれ終了…寂しいけど、もしかして新しい地図さん、次の仕事につながる何か？」などと書き込まれていた。 日刊スポーツ ＊＊＊＊＊＊＊ ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ ＊＊＊＊＊＊＊ ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

チャンピオンズリーグ（CL）決勝トーナメント進出を懸けたプレーオフのファーストレグ。最大の注目カードは一昨季の覇者対昨季の覇者、マンチェスター・シティ対レアル・マドリードだった。 両者のCLでの対戦はこれで４シーズン連続だ。昨季はレアル・マドリードが準々決勝でPK戦勝ち（通算スコア４－４）。2022－23シーズンはマンチェスター・シティが準決勝で通算スコア５－１の勝利。2021－22シーズンはレアル・マドリードが通算スコア６－５で勝利している。 レアル・マドリードの２勝１敗という結果だが、内容は３シーズンとも変わらなかった。攻めるマンチェスター・シティ、守るレアル・マドリードで一致する。主導権を握るマンチェスター・シティに対し、レアル・マドリードがしぶとく食い下がるという展開だ。 しかし、４度目の今回はこれまでとは趣を大きく異にする展開となった。 マンチェスター・シティに逆転勝利を収めたレアル・マドリードの選手たち photo by AP／AFLO 舞台はマンチェスターのシティ・グラウンド。だが、立ち上がりからアウェーのレアル・マドリードが積極的に前に出る。ヴィニシウス・ジュニオール、ジュード・ベリンガム、ロドリゴにキリアン・エムバペを加えたアタッカー陣４人が高い位置から圧を掛ければ、ボールを奪う位置もおのずと上昇する。 11分、12分、13分と、その産物としてたて続けに決定的なチャンスを迎えた。中でも12分のシーンはシュートを打てば入りそうなチャンスだった。が、パスを回しすぎて好機を逃すという、むしろマンチェスター・シティ的な”濃い”プレーさえ披露していた。 慌てなくても大丈夫。筆者にはそれが余裕に感じられた。しかし直後の19分、「あの時シュートを打っておけばよかった」とレアル・マドリード側が後悔したくなるシーンが訪れる。マンチェスター・シティに先制点が生まれた瞬間である。 反転速攻から、左ウイング、ジャック・グリーリッシュのクロスを左SBヨシュコ・クバルディオルが落とすとアーリング・ハーラントが現れ、巨体を揺らしながら蹴り込んだのだ。相手のプレッシャーをかい潜るようなしたたかなゴールだった。 現在国内リーグ５位と不本意なシーズンを送るマンチェスター・シティ。レアル・マドリードはプレーオフで対戦する相手としては荷が重いかに見えたが、逆境のなかで、従来のレアル・マドリードを彷彿とさせるようなしぶとさを発揮した。 【リードされても焦らないレアル・マドリード】 だが、時間が進むにつれ、レアル・マドリードが再び前に出始める。同点弾は時間の問題かというあたりで前半を終えた。 レアル・マドリードも国内リーグで盤石の戦いを繰り広げているわけではない。バルセロナ、アトレティコ・マドリードと三つ巴の戦いを演じている状態だが、過去15度欧州一に輝いているだけあり、CLになるとギアを１段上げ、無類の底力を発揮する。 この試合、前評判で上回っていたのはレアル・マドリードだった。若干イングランド勢に贔屓が入ることで知られるブックメーカー各社も、マンチェスター・シティを推せなかった。レアル・マドリードは強者の立場でこの試合に臨むことになった。にもかかわらず、先制点を奪われた。並のチームなら焦る。180分のホーム＆アウェー戦という長い戦いとはいえ、平常心を失いがちだ。 ところが、レアル・マドリードは後半も開始早々からいい感じで攻め立てた。 後半8分、10分と、ベリンガム、エムバペが決定的なチャンスを逃した後だった。後半15分。FK崩れからダニ・セバージョスのクロスボールをエムバペがボレーで合わせ、同点弾とした。その後もレアル・マドリードの攻勢は続く。決定的なチャンスを２度ほど作るなど、逆転は時間の問題かに見えた。 だが、サッカーは先の読めないスポーツだ。後半35分。フィル・フォーデンがダニ・セバージョスと交錯。微妙なプレーだったが、フランス人の主審、クレマン・トゥルパン氏はマンチェスター・シティにPKを与えた。 ハーラントがこれを決め、マンチェスター・シティは再びリードを奪う。試合内容とスコアが一致しない、ある意味でサッカーらしい展開となった。だが、欧州一に15度輝いている名門クラブに焦りはなかった。逆にそこからの数分間で、王者の真髄を発揮してみせたのである。 後半41分、ヴィニシウスが放ったシュートの跳ね返りを、交代で入ったブラヒム・ディアスが押し込めば、アディショナルタイムに入った後半47分、相手の右SBリコ・ルイスからボールを奪ったヴィニシウスが、ベリンガムへのアシストとなるラストパスを決め、逆転に成功した。 さも当然のように、という感じだった。「レアル・マドリード強し」と言いたいところだが、全体的な印象は「マンチェスター・シティ弱し」になる。最大限うまく戦ったにもかかわらず、２－３で敗れた。その地力の差が際だった一戦となった。 直近３シーズンの対戦と比較すると、力の差が一目瞭然となる内容だった。マンチェスター・シティはボール支配率こそ57対43で上回っていたが、惜しいチャンス、決定的なチャンスの数でレアル・マドリードに大きく劣った。ひと言でいえば、攻撃力で見劣りした。実際には２点差がついていてもおかしくない、スコア以上の開きがある試合だった。 マンチェスター・シティにとって痛かったのは、先制点をお膳立てするなど、序盤に独得のキープ力で存在感を発揮していたグリーリッシュが故障で早々に退いたことだ。それ以降、マンチェスター・シティの攻撃には立体感が失われた。 １週間後に行なわれるセカンドレグで状況が一変するとは考えにくい。マンチェスター・シティにとって苦戦必至の一戦となる。ボールを有効に支配することができない。前方への推進力、スピード感に欠ける。それがこのレアル・マドリード戦を通して露呈した課題だ。立て直すことは容易ではない。逆転は苦しいと見る。